始めに…
レベルについて
下記項目のレベルは目安です。小学生で中学レベルに進むことも、のんびり進むことも出来ます。自由度を広げるために昇級試験などはありませんが、目標を持てるような目安となるものは必要だと思い、教材や作品集のレベル表を作成いたしました。(生徒さんはいつでも確認できます。)ご自身の現在の状況と目標を明確にするためにお役立ていただければと思います。
また、スケール(音階)についてはテスト形式を取り入れて、ゲーム感覚でレベル上げを楽しんでいただきます。
※スケールはピアノ上達の鍵となります。
♪幼児のためのレッスン
(導入レベル)
スポンジの様に沢山のことを吸収する時期です。リズム、音符の読み書きと、この時期でしか鍛えられない絶対音感を身に付けていきます。また、脳の成長にも重要な時期です。指を沢山使うことが大切なので、ピアノに沢山触れていただきます。お一人お一人に合わせたペースで楽しくピアノと向き合っていただき、心と体の様々な能力をバランス良く育てます。
♪小学生
(初級・中級レベル)
指を鍛え、テクニックや知識を身につけていきながら、表現力も磨いていきます。高学年になる頃にはピアノだけでなく何事にも通ずる習慣力や強い精神力を身に付けていただきたいので、低学年ではモチベーションに合わせたやる気の出る課題でピアノ習慣を付けていきます。【音楽の父】バッハがスムーズに始められるような教材も取り入れます。(右手と左手がそれぞれ独立したメロディー)
学校の音楽のためのサポートや、合唱の伴奏の練習などもお気軽にご相談ください。
♪中学生
(ツェルニー30番、40番レベル)
聴く力が付いてくると複雑な曲も理解できるようになるので、曲の好みも大人っぽくなり幅が広がってきます。ハノン、ソナチネ・ソナタ、バッハとあわせて好みの曲集または好きな曲を弾いていきます。この頃になると弾ける曲が一段と増えてきます。大作曲家たちの曲集も取り組めるものが出てきます。ピアノ学習者としてはこのあたりの基礎レベルまでは身に付けておきたいところです。
♪高校生以上
(ツェルニー50番以上レベル)
この頃にはショパンなどの大作曲家たちの曲集が色々弾けるようになります。(もちろん初級レベルでも弾ける曲はあります。)ピアノ学習者としてやっとたどり着ける憧れの曲です。好きな作曲家の曲にチャレンジしていただきながらも、テクニック練習だけは継続して必要だと考えているので、ハノン+テクニック+曲の3つの課題で進めていきます。目標レベルがあればそれに達するために引き続き必要な課題を進めていきます。
♪ピアノコース
ピアノをより深く学びたい方のためのコースです。
一般コースとの違いは、楽典や聴音等ピアノを弾くこと以外の専門的なレッスンが含まれます。また、計画表の作成など、日々の練習について細かくサポートしていきますので、コンクールを目指す以外でもピアノの上達を強く望まれる方はこちらのコースをオススメさせていただきます。
★卒業の時期について
せっかく習ったのに弾けなくなってしまうのは寂しいですよね。辞めてしまっても大人になって時々楽しむことができるよう、生徒さんのお父様お母様やこれまで出会った方々のお話を参考に卒業の目安を考えてみました。1つの目標として参考にしていただければと思います。
①下記2つ以上修了できている
●ツェルニー40番
●バッハのシンフォニア
●ショパン幻想即興曲レベルの曲
②10年以上ピアノを習っている
①②どちらかをクリアしていれば卒業しても大人になってから楽しむ(全く弾けない、とはならない)には問題ないかと思います。
♪大人のためのレッスン
ピアノが初めての方やブランクがある方、認知症の予防など、お一人お一人の目的に合わせた内容でレッスンさせていただきます。音符が読めなくても大丈夫です。
必要な教科書+お好きな曲で進めていきます。無理なく取り組めるよう選曲のお手伝いもしっかりしていきます。
♪保育士育成
●保育士試験のための専門のレッスン
●幼稚園や保育園の先生のためのレッスン
■YAMAHAグランドピアノ使用